国産最古の現役プラネタリウムを見学しました

国産最古級の現役プラネタリウム2機

国産最古のプラネタリウムが現役で稼働している2館を見学しました。
青森市中央市民センター コニカミノルタプラネタリウム製 MS-10
東京海洋大学 五藤光学研究所製 M-1型プラネタリウム
青森市中央市民センターの84歳現役のプラネタリウム解説員中山武廣さんの投影は、日本にプラネタリウムが導入されて間もない時代を彷彿させる素晴らしい星空解説でした。東京海洋大学では天文部の皆様に親切にお付き合いいただき、温かみのある星空を堪能しタイムスリップしたような時間でした。
ツアーにお誘いいただいた明石市立天文科学館の井上毅さん、ありがとうございました。

(追記)青森市中央市民センターの見学ツアーの設定にはコニカミノルタプラネタリウムの増田善久さんのご尽力もありました。増田さんとは30年前プラネタリウム装填であちこちへ出張していたころの同僚。その当時2人が師匠と仰いでいたのが、青森中央市民センターのMS-10を設計した一本喜治さん。設計者でありながらプラネタリウムのオート番組のスタイルを確立してきた偉大な人。一本さんは青森の開館当時、渋谷の五島プラネタリウムから青森に赴任してきたばかりの中山さんと、喧々諤々しながらMS-10を完成させたとのこと。それ以来親しくなり長い付き合いをされたそうです。私が駆け出しの頃、東北方面の出張の途中、一本さんに青森に連れられてきたこともあり、中山さんともそのときお会いしました。天国にいる一本さんの「中山さんにあいさつして来いよ」という声が聞こえて来て、今回のツアーに参加したのかもしれません。

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