今から100年前に生まれたプラネタリウム。地上に星空を再現しようとした、
人類の「宇宙の模型」作りのチャレンジについてお伝えします。

昼間でも雨の日でも都会でも、いつでも満天の星空に出会える、プラネタリウム。 

プラネタリウムは、ある日突然地上に現れたのではありません。
有史以来、星や宇宙の不思議に魅了された人類が夜空の観測を続け、様々な「宇宙の模型」作りにチャレンジした積み重ねがあってこそ誕生した、種も仕掛けもある不思議な星空です。


古代ギリシア時代の天球儀や、「天体と同じ動きをする」天体運行儀など、過去の宇宙の模型はどのような形でプラネタリウムに反映されたのか?100年前、プラネタリウムを製作したドイツ、ツァイス社のエンジニアのノートを紐解きながら、開発の秘密にも迫ります。そして日本に初めて導入されたプラネタリウム「大阪電気科学館」の名解説を再現します。


プラネタリウムの原点を見つめ直す番組です。